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遊びの中で戦略を立てる

作戦を考える楽しさが、知恵を伸ばす


お母さま、今日もお疲れさまでした。
子どもは遊びの天才。
ちょっとした声かけで、いつもの遊びが何倍も面白く、学び深いものに変わります。
今日は「孫子の兵法」の「戦略的に考える姿勢」を、子どもの遊びに取り入れてみましょう。

「勝ち負け」だけじゃないワクワクを

たとえば積み木で「誰が一番高く積めるか競争!」をするとき、ただ積むだけでなく「どうすれば崩れにくい?」「どうすれば早く積める?」と考えてみるだけで、遊びがぐんと深まります。

簡単なゲームで「作戦タイム」を

  • すごろく:「どのルートが一番有利かな?」「ここで休憩マスに止まるのもアリだね」
  • カードゲーム:「次はどのカードを出すと勝ちやすいか考えてみよう」
  • 積み木遊び:「3つの積み木だけで一番安定する形、作れるかな?」

考えた分だけ結果が違うのを体感すると、「知恵を使うって楽しい!」という気持ちが育まれます。

今日の小さなヒント

積み木遊びをするときは、「何個まで使う?」などとルールを設定してみましょう。
そのうえで「この形の方が崩れにくいかも」と話し合うと、子どもなりの作戦や工夫がどんどん生まれてきます。

実践へのステップ

今度お子さまとゲームをするときは、「作戦会議タイム」を取り入れてみましょう。
「次はどうする?」と聞いてあげると、子どもが自分で戦略を考えはじめます。
終わったあと「どうしたらもっと楽しくなる?」と振り返る習慣もぜひ続けてみてください。