わ碁ころ幼稚園ロゴ
© 囲碁教育普及協会

思考の楽しさと人生の選択

母が教えてくれた、一手の意味


廊下の自販機で買った缶コーヒーを飲みながら、ボクは便箋の続きを書く。
「あのころはサッカーに夢中で、囲碁の意味なんてわかってなかった。
でも今ならわかるよ。
「相手を思いながら、次の一手を考える」――それは、人生そのものだったんだね。」
ペンを走らせるたび、胸がじわりと温まるような切なくなるような、複雑な感情が湧き起こる。