第1条 基本理念
囲碁教育普及協会(以下「本協会」という)は、すべての子どもたちの可能性を最大限に引き出し、彼らの未来を支える教育を提供し、社会的責任を果たすことを使命とします。
本協会は、倫理的かつ透明性の高い運営を行い、すべての関係者に対して誠実であることを約束します。
第2条 尊重と平等
本協会は、すべての人々の人権を尊重し、いかなる差別も排除します。
性別、年齢、国籍、文化的背景、信仰、障がいの有無に関係なく、平等な機会を提供し、安心して参加できる環境を整えます。
第3条 教育活動における倫理
本協会は、教育活動を通じて子どもたちに誠実に向き合い、一人ひとりの個性や成長を尊重します。
囲碁教育を通じて得られる成果を偽ることなく、真摯にその価値を伝えます。
教材やプログラムの開発において、内容の正確性、適正性、安全性を確保し、教育的価値を最優先とします。
また、子どもの年齢や発達段階に応じた継続的な学びを意識して設計します。
第4条 子どもの安全と保護
本協会は、すべての活動において、子どもの安全と福祉を最優先します。
活動中のいかなる場面においても、暴力、ハラスメント、虐待を許容しません。
子どもの個人情報を厳重に管理し、プライバシーを保護します。
第5条 協力者との関係
本協会は、協力者(保護者・地域の教育関係者等)および支援者との信頼関係を大切にし、相互の意見を尊重します。
協力者の貢献を正当に評価し、適切に感謝の意を表明します。
協力者に対して、誤解を生むような情報提供や強制的な負担を課すことは行いません。
第6条 公正性と透明性
本協会は、すべての運営活動において公正さを保ち、透明性のある意思決定を行います。
活動報告を適宜公開し、支援者や関係者に信頼される運営を実現します。
公共性のある教育団体として、営利目的の活動に偏ることなく、中立的な立場を維持します。
第7条 知的財産と情報管理
本協会が開発する教材やプログラムに関する知的財産権を遵守し、不正使用を防ぎます。
協会に関する情報の管理において、誤った情報や誤解を招く表現を避け、正確かつ誠実な情報発信に努めます。
第8条 社会への貢献
本協会は、地域社会および広く社会に貢献する活動を推進し、囲碁教育を通じて豊かな社会の実現を目指します。
地域イベント、子育て支援活動、教育ワークショップなどを通して、社会課題の解決に向けた取り組みを支援し、持続可能な未来を創造する力を子どもたちに提供します。
第9条 継続的改善
本協会は、活動を継続的に見直し、改善を図ります。
関係者からの意見を積極的に取り入れ、より高い倫理基準を目指します。
附則
この倫理規定は、2024年12月25日より施行します。
本協会は、すべての活動においてこの倫理規定を遵守し、透明性と誠実さをもって運営を行います。