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お母さま、今日も本当にお疲れさまでした。
つい「勉強しなさい!」と言ってしまうこと、ありますよね。
でも、論語では「知識を増やす」だけでは、本当の賢さにはつながらないと教えています。
子どもが「あれ、どうしてだろう?」と疑問を持ったときに、「どうしてだと思う?」と投げかけてみる。
一緒に図鑑を見たり、ネットで調べたりして、「なるほど!こういうことなんだ!」と子どもが納得する瞬間を増やしていく。
このプロセスこそが、単なる暗記を超えて「自分の頭で考える力」を育てる鍵になります。
子どもはときどき大人が想像もしていなかったような質問をしてくるものです。
そんなとき、お母さまが答えを知らなくても大丈夫。
「どうしてだろうね?一緒に調べてみよう!」と楽しむ姿を見せることで、子どもも「知らないことを学ぶって面白いんだ」と感じるようになります。
虫や植物の観察、雲の形、夕焼けの色――日常のあらゆる出来事が「学びと考える」チャンス。
「どうしてだろう?」をきっかけに親子で対話していくうちに、子どもの頭の中にはたくさんの好奇心が芽生え、本当の意味で「かしこくなる」道を歩んでいくのです。
次回は、「どんなおとなになってほしい?」のお話です。
おやすみなさい。
あなたとお子さまの未来が、たくさんの笑顔に満ちたものとなりますように。