育つ力を信じる。それが、愛

「この子、大丈夫かな」
「ちゃんと育ってくれるかな」

ふとした瞬間に不安になること、ありますよね。
でも、あなたがその胸に抱いている「心配」は、裏を返せば、それだけ子どもを大切に思っている証でもあります。

ルソーは言います。
「教育とは、子どもの中にある「育つ力」を、信じて待つことだ」と。

子どもは、まっさらな存在ではありません。
生まれたときから、自分の足で育とうとする「力」を内に持っているのです。

私たち大人ができることは、その力が伸びようとするときに、あたたかい土になってあげること。

たとえば、
泣いているときに、ただ黙ってそばにいること。
うまくいかないときに、「あなたなら大丈夫」と笑って言ってあげること。
失敗しても、「信じてるよ」と伝え続けること。

それが、子どもが「自分を信じる力」へと育っていく道になります。

ママの不安は、責任感の裏返し。
でも、その重さで苦しくなってしまったら、こう思ってみてください。

「この子は、大丈夫。ちゃんと、自分の力で育っていく」

それを信じられること。
それが、何よりも強い「愛」なのです。