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「ほら、○○ちゃんはひらがな全部書けるって!」
「まだできないの?練習しないからよ。」
そんな言葉、つい言ってしまったことはありませんか?
でも、それって知らず知らずのうちに、「できること=えらいこと」と伝えてしまっているのかもしれません。
ルソーは言いました。
「子どもは、学ぶ「力」を持って生まれてくる。だけど、それを急いで引っ張ってはいけない。」
子どもは、「今、学ぼうとする姿」の中にこそ、本当の成長があります。
上手にできることも大切だけど、できなくても一生けんめいチャレンジしている「気持ち」こそ、見つめてほしいのです。
たとえば、お箸をうまく持てない子が、何度も直そうとしているとき。
「下手ね」ではなく、「がんばってるね」「すごいね」と声をかけてあげることで、子どもの心はぐんと育ちます。
子どもを「できる子」にしようとするより、「学ぼうとしている子」を応援するママでいましょう。
そうすれば、子どもは自分から進んで、育っていきます。
「結果」じゃなく、「気持ち」をほめる。
ルソーが伝えた、やさしいまなざしの育て方です。
次回は
「教えすぎない勇気」
〜 子どもが「自分で気づく」ために、大人にできること 〜
です。