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お母さま、ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
毎晩、ほんの数分でもこのシリーズを読みながら、
「わたしにもできそう」と感じていただけていたら、とてもうれしいです。
ここで、これまでのお話を少しふり返ってみましょう。
子育てに必要なのは、「こうあるべき」と子どもを「変える」ことではなく、「この子にはきっと力がある」と「信じて待つ」ことでした。
焦らなくて大丈夫。
「信じる」というまなざしは、すぐに目に見える成果にはならないかもしれません。
でも、ふり返ったときに気づくんです。
あのときの、
「ありがとう」「見てるよ」「やってみなさい」
そんな一言が、17年後の子どもの背中を支えていたって。
子育てに「完璧」はありません。
うまくいかない日があってもいい。
ママが泣いた日も、子どもはちゃんと見てくれていたりします。
アドラー心理学がくれたのは、「信じる勇気」と「寄り添う力」。
そして、ママ自身もまた、子どもと一緒に「育つ存在」であることに気づかせてくれました。
おやすみなさい。
お子さまの寝顔を見ながら、今日もたくさん頑張った自分を、少しだけ褒めてあげてください。
明日もまた、新しい一日。
子どもと一緒に、笑ったり、悩んだり、立ち止まったりしながら、少しずつ信じる力を育てていきましょうね。